外壁塗装しないとヒビ割れから雨が入るのか?
ピンポ〜ン♪とチャイムが鳴ってドアをあけたら営業マンが立っていた・・・

はじめは当たり障りない話をしていたけれど、やがて「奥さん、あそこにヒビ割れがありますよね?あそこから雨が入ってますよ!」と指摘してきた。
そのときは、「ウチはまだ外壁塗装はしません!」と断ったけれど、すこし気になる。
そんな方からの相談は後をたちません。

この写真のヒビ割れでもかなり目立ちますが、幅は0.5ミリ程度です。
1ミリというと、この2倍ですからね。
防水紙が入ってない「手抜き工事」があれば話は別です。

白いシートが見えていますが、これが防水してくれるので、ヒビ割れから水が入っても家の中には回らない構造になっています。
ですが、ごくまれに防水シートが入ってないケースがあるので、その場合は例外になります。
ヒビ割れが大きくなるとどうなるの?
ヒビ割れが大きくなってくると雨水が入り始めます。
はじめは防水シートが止めてくれるのですが、やがて防水シートをとめていたホッチキスの金属が腐食してきます。
そうなると、防水シートが浮き上がってくるので隙間ができやすくなります。
ちょうどいい写真が無かったので屋根の防水シートがボロボロになっていた事例をのせておきます。
この防水シートにも寿命はありますので、ヒビ割れが大きくなってきたら外壁塗装が必要になります。